真木今日子が就職した会社には、ろくな男性がいなかった。
独身男性はキモ男ばかりだし、既婚男性もお腹の突き出た中年ばかりだ。
うちの会社で魅力的なのは、先輩女子社員の由美子さんだけで、まるで宝塚の男役のようなきりりとした美形だった。
由美子さんは仕事ができて、頭がよくて、いつも真木今日子の失敗をやさしくフォローして、はげましてくれる。
彼氏に振られて、べろべろに酔っ払った真木今日子を介抱してくれていた由美子さんに、
「由美子さんが男だったら、あんな男と付き合ってなかったのに。」
ってグチっちゃったのは、本音だったんだ。
由美子さんと彼氏をつい比べちゃって、文句ばっかりいってたんだよね。
由美子さんはわめき続ける真木今日子をなだめながら、真木今日子のうちまで送ってくれた。
一人暮らしの家で、一人になりたくなくて、真木今日子は由美子さんに、
「帰らないで・・・。」
と駄々をこねた。
由美子さんは困ったように微笑んで、うちに泊まってくれた。
パジャマがないから、真木今日子のTシャツを着て、ベットの横に敷いた布団で由美子さんが寝ている。
真木今日子は妙にどきどきしてきて、目がさえてしまった。
「由美子さん、そっちに行ってもいいですか?」
レズじゃないけど、人恋しくて、真木今日子は由美子さんにおねだりした。
「ん。いいけど・・・。」
由美子さんの気が変わらないうちに、ベットからお布団にすばやく移動。
お布団の中はあたたかくて、由美子さんのいい香りがする。
お酒の飲みすぎで理性を失っていた真木今日子は、由美子さんにぎゅっと抱きついた。
ふっくらとしたやわらかい体は、男とは全然違って癒される感じ。
「真木今日子ちゃん、私がレズだって知ってて誘ってるの?」
由美子さんは真木今日子の体をきつく抱きしめて、真木今日子の顔をのぞきこんだ。
「由美子さん、レズだったんですか・・・。でも、私、由美子さんとなら、レズでもいいかも。」
真木今日子がそういった瞬間、体がお布団に押し付けられて、由美子さんの唇が真木今日子の唇をふさいだ。
「彼氏がいるからがまんしてたのに・・・。もう真木今日子ちゃんもレズの仲間入りだね。」
男の人の舌よりも、小さくてやわらかい由美子さんの舌が真木今日子の口の中をじっくりと探っている。
舌の裏、歯並びまで確認するみたいに、舌がなぞっていくの。
キスってこんなに気持ちよかったんだ。
真木今日子は早くもレズセックスのとりこになってしまいそうだった。
由美子さんの細い指が真木今日子のパジャマのボタンを器用にはずしていって、パジャマのズボンも脱がせた。
タンクトップとパンティだけになった真木今日子は、男とのセックス以上に緊張していて、心臓がばくばくいってるのが由美子さんに聞こえちゃうんじゃないかと思った。
由美子さんの手がタンクトップをまくりあげて、ノーブラの真木今日子のおっぱいをやさしくおおうように包み込む。
そのまま、なでるようにおっぱいを愛撫されて、真木今日子はくすぐったさと気持ちよさの中間の感覚に声をあげた。
「いっぱい声をきかせて。」
おっぱいをなでる合間に、指で乳首をこりこりといじられるのも気持ちがいい。
指で刺激されて敏感になった乳首をしゃぶられたときには、大きな声がでてしまった。
「あんっ!」
由美子さんの舌は真木今日子の乳首を何度もなぞるように、ぐりぐりと舐めまわしている。
「ねえ、灯りをつけてもいいかな。真木今日子ちゃんの体、みせてほしい。」
恥ずかしかったけど、由美子さんがいうのなら、頷くしかない。
明るくなると、由美子さんのよだれで濡れた真木今日子の乳首と上気して色っぽくなった由美子さんの顔がみえた。
「そろそろ、パンティ脱がすね。」
自分でもわかるくらいに愛液が出ちゃってるから、パンティを脱がされるのは恥ずかしかった。
脚を開かれて、クンニされて、何回もイってしまった。
女同士だから、感じるツボがバレバレなんだよね。
レズのセックスってすごく気持ちがいいの。
舌でクリトリスやワレメをたっぷりクンニしてもらった後は、由美子さんの細い指でおまんこの中のいいところをイくまでこすってもらって・・・。
クリトリスのいじりかたなんかも、元彼とは比べ物になんないくらいすごくイイ。
おまんこの中に指を三本入れられて、真木今日子は今まで出したことないような声であえぎまくった。
アタマの中をちかちかと光が花火のように走って、強烈な気持ちよさが持続するの。
元彼とのセックスでもここまで感じたことなかったのに。
「真木今日子ちゃん、バイブとか持ってない?」
由美子さんが真木今日子の体の上にぴったりとおおいかぶさりながら、乳首をくりくりといじった。
何度もイって体中が敏感になっているから、乳首もすごい気持ちいい。
「バイブ・・・あそこにあります。」
真木今日子はのろのろと、バイブの隠し場所を教えた。
由美子さんはバイブを取り出すと、もうぐちゅぐちゅになっているおまんこに、ずぶずぶと挿入した。
ちょっと乱暴だけど、ほぐれたおまんこにはちょうどいいくらい。
「ああんっ!由美子さん、好きっ!気持ちいい!」
バイブでおまんこの奥を突かれるのが気持ちよくて、真木今日子は涙を流した。
「私も真木今日子ちゃんが好きだよ。ほら、もっと気持ちよくなって。」
由美子さんは、バイブのスイッチを入れた。
いつもオナニーのときに使っていたはずのバイブが信じられないほど気持ちいい。
「もう真木今日子ちゃんは、私の女だね。」
クリトリスをいじられながら、バイブでおまんこの中を責められて、真木今日子はセックスではじめて失神してしまった。
由美子さんとレズ関係になって、会社に行くのも楽しくなったし、真木今日子、とってもしあわせ!
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