慎之介が変態だってわかったのは、結婚してしばらくたってからだった。
お笑い芸人が赤ちゃんパブに行くっていう話をテレビでみて、
「俺もそういうの好きかも。」
ってぼそっとつぶやいたのだ。
赤ちゃんになりきって、赤ちゃん言葉でしゃべりながら、受身でいろいろされたいらしい。
真木今日子の夫が変態だと知ったときの真木今日子のショックは、とても言葉では表現できない。
変態にもいろいろあると思うのに、よりによって幼児プレイ?
いや、赤ちゃんに限定されてるんだから、赤ちゃんプレイか・・・。
変態が集まる赤ちゃんパブに行きたいという慎之介を止めるために、真木今日子が慎之介の変態プレイに付き合うことにした。
どうせやるなら、徹底的にが真木今日子のモットーだ。
介護用の大人用オムツを買ってきて、哺乳瓶と牛乳も用意した。
やってみたら、あんまり楽しくなかったと慎之介が思ってくれるといいんだけど。
慎之介が服を脱いでベットに横たわったところで、おしりにオムツをあてがう。
オムツをするなんて、恥ずかしいとは思わないんだろうか。
なんだか嬉しそうにしている慎之介をみて、本当に変態だったんだなあと実感した。
「慎之介ちゃん、おっぱい飲みましょうねー。」
残念ながら、子供のいない真木今日子のおっぱいは母乳が出せないので、人肌に温めた牛乳の入った哺乳瓶を慎之介に咥えさせた。
ちゅーちゅーと哺乳瓶を吸っている慎之介はうっとりと目を閉じて、とってもしあわせそうだ。
こんなにしあわせそうな顔するなら、慎之介の変態に付き合うのも悪くないかな、と思った。
牛乳を飲み干したところで、うつ伏せにして、背中をとんとんと叩いて、げっぷさせた。
あとはどうしていいかわかんなくて、とりあえず、寝かしつけることにした。
毛布をかけて、横に添い寝する。
慎之介がこのまま寝てくれたら、今日の変態プレイはこれでおしまいかなって思ったのに、そんなに甘くなかった。
「ママー、おしっこちた。」
赤ちゃんがしゃべるのはアリなんだろうか。
ていうか、おしっこした?
真木今日子はあわてて、慎之介のオムツを確認した。
オムツの中には、おしっこがたっぷりと吸収されていた。
にもかかわらず、慎之介のちんぽはびんびんに勃起している。
興奮するツボがわからないけど、とにかく、オムツを片付けなくちゃ。
ぐっしょりと重くなったオムツをビニール袋で厳重に包んで、真木今日子は慎之介のところに戻った。
「ぺろぺろちて♪」
一瞬、本気で殺意が芽生えた。
おしっこしたばかりのそのちんぽをフェラチオしろと!?
「ねー、ぺろぺろ〜!」
いやいや、真木今日子の子供のちんぽをフェラチオするなんて、近親相姦だろ!
と心の中でツッコミを入れつつ、真木今日子は慎之介のおしっこくさいちんぽをにぎった。
さっきティッシュで拭ったとはいえ、フェラチオする気にはなれない。
「手コキでいいでしょ。」
低い真木今日子の声に怒りを察知したらしく、慎之介はうんうんと頷いた。
両手でしこしこと慎之介の勃起ちんぽをしごく。
長男でいつもしっかりしているといわれ続けたから、慎之介は小さい頃に甘えられなかった分を取り戻したいのかもしれない。
赤ちゃんプレイで、子供の頃さみしかった慎之介の心が癒されるのなら、変態でもいい・・・。
真木今日子は慎之介のちんぽを口に含んだ。
おしっこの味がするちんぽに舌をはわせて、ゆっくりと手でしごく。
「ああっ・・・気持ちいい・・・。」
いつものフェラチオより上手なわけじゃないのに、慎之介はものすごく気持ちよさそうにあえいでいる。
慎之介のあえぎ声もはじめてきいた。
慎之介が変態だって知ったときにはショックだったけど、こんなに気持ちよさそうにしている慎之介がみれたのはよかった。
真木今日子は口内発射された精液をごっくんと飲み干しながら、真木今日子はこれで変態プレイが終わったものだと思っていた。
真木今日子が口からちんぽを出すと、はあはあいいながら、慎之介がむくりと起き上がった。
「慎之介?満足してくれたんじゃないの?」
慎之介は無言で、真木今日子をベットに押し倒した。
パジャマをまくりあげられて、ノーブラだったおっぱいをむき出しにされる。
おっぱいをもみながら、乳首をしゃぶっている慎之介の様子は、愛撫をしているというよりも、授乳っていう感じで、真木今日子はげんなりした。
乳首をしゃぶったまま、舌でれろれろと舐められたり、ちゅうっとキツく吸われたりするのは、気持ちいいけどフクザツで、慎之介が早くこの赤ちゃんプレイに満足してくれないかなって思っていた。
やっとおっぱいを吸うのが終わったと思ったら、今度はパンティを脱がされて、ひたすらクンニされる。
無言でのセックスというのが、かなりつらくて、真木今日子はあんまり感じられなかった。
ごそごそとコンドームを取り出して、真木今日子のちんぽにつけると、慎之介は何もいわずに、挿入しようとする。
「もう!何かいってよ!怒ってるの?」
真木今日子が泣いているのをみて、慎之介は我にかえったらしい。
「えっ。・・・ごめん。ちょっと興奮しすぎてて、余裕がなかったんだよね。」
一応、反省してるみたいだけど、入れたくてたまらなかったらしく、
「入れてもいいかな?」
ときいてくる。
「そんなに勃起してたら、入れるしかないでしょ。」
ちんぽを挿入した後は、いつも通りのセックスだった。
慎之介との変態プレイは続けているけど、口内発射したら終了っていうふうにルールを決めた。
オムツの装着と後片付けも、介護の予行練習だと思って諦めている。
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